『パコと魔法の絵本』観ると、映画は現実味がないのも魅力の一つだよねって思う

正直『嫌われ松子の一生』とか『下妻物語』は興味なくて、元々これも観る気がなかったのだけど、

LAUNDRYでパコのTシャツ買ったのと、京急の中で散々広告貼ってあったから結局気になって観てみた。

予告でパコがとてもかわいかったというのもあるのだけど。

で、観てみたらとても良かったよ。

『嫌われ松子の一生』のときはグラフィックにやっぱり違和感があったのだけど、

今回のはおとぎ話っぽくもあって、とても自然だった。

ってか、この表現じゃなかったらここまで面白くなかったろうな。

CGもメイクも色使いもどれもこれも良いグラフィックでした。

パンフレットに、

自分としては見かけのリアリズムはどうでもよくて、感情のリアリティさえきちんと描いていればお客さんはきっと楽しんでくれると思ってる。

だって、そうじゃなかったら、アニメには心を動かされないってことになっちゃうわけでしょ

っていう監督の言葉が書いてあったけど、なるほどなぁと思った。

確かに舞台なら客がわかりやすいように大げさなメイクをしたりするし、

そういうのを考えたら全然問題ないんだなって納得。

キャラそれぞれのシリアス、ギャグの演技も面白くて、

うまい具合にバランス取れてる。

上川さんの真面目なギャグの演じ方は他の作品でも観たいなって思いました。

あぁ、あと妻夫木が出てることを最後まで忘れてたよ。

初め安藤くんかと思って「あれ?違うな」ってなり、「誰だろう?」ってなったまま終わりました。

妻夫木に関心がなかったけど、今回の演技はちょっと見直した。

それと阿部サダヲがいなかったらこの映画成り立ってないなって思った。

見事。

ホントすばらしい。

アクが強い阿部サダヲをこの映画が上手く取り込んでるとも言えるし、

阿部サダヲがこのトンでも映画と現実部分を上手くつないでるとも言えるし。

映えてるなぁと色んな場面で思いました。

色んなキャラの不自然な動きが自然に見えてくるのも阿部サダヲの自然さのおかげにも思える。

まぁ、そんな色んな個性強いキャラがいる中でパコ役のアヤカ・ウィルソンが見劣りしないのがすごいよね。

見劣りしないっていうか、見事に際立ってるよね。

ひとりだけメイクしてないからっていう特徴もあるんだけど、

子供らしさのかわいさが笑顔と演技に溢れてる。

観ててニコニコしてしまうものね。

これで映画デビューなんだから驚くよね。

監督やスタッフや出演者に恵まれてたんだろうな。

初作品がこれで良かったと思う。

「ガマ王子!ガマ王子!」

って台詞は何度も聞いていたいくらいかわいい。

簡単な話だから最後まで何となく話は見えちゃうかもだけど、

ところどころにあるギャグとか、現在と回想に分けてある所とか、

何よりCGとかのグラフィックで全然飽きずに観られると思う。

エキストラ役全部探せなかったしね。

貫地谷しほりとかエンドロールで出てるの気づいたよ。

全体的にキレイな映画だったからDVD買おうかな。

ちなみに下のTシャツがランドリーで買ったやつ。

映画の中では一瞬しか映らないから気づかないかも。

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ジョーカーのカリスマ性が怖すぎるダークナイト

すごいすごいと聞いて観に行ってみたんだけど、
その期待も裏切ってくれるすごい出来だった。

前作のバットマンビギンズではイマイチな所も結構あったんだけど、
今回はずっと目を離せなかった。

シリアスシーンのところどころに入るコメディタッチな所や、
「いやいやいやコレは有り得ないだろう!笑」って笑ってしまうくらいのカッコよさが、
映画のエンターテイメント性を高めてくれてる要素になってる。
ジョーカーの病院シーンは思わずかわいいと思ってしまったくらい。
格好といい、動きといい、ちょっと抜けてる所が堪らなく良かった。

見所がたくさんあって2時間30分飽きなかった。
ジョーカーの登場シーン。
バットマンの葛藤。
新兵器の数々(特にバットポッドが出てくるシーンは面白かっこいい!)。
人が悪に染まっていく過程。
それぞれのシーンを盛り上げる音楽。
ラストのかっこよさ。ゴードンの息子の言葉で救いがある。

でも、やっぱり一番はジョーカーの存在だった。
ジョーカーがホントに素晴らしい。
カリスマ性とシンボル性に圧倒される。
まずは登場シーンのインパクト。
気味の悪さとルール無視な恐怖をすぐに理解させてくれる。
そして出てくるシーンごとの声のトーンと表情の素晴らしさ。
そのカリスマ性にすっかり魅了された。
ヒース・レジャーの死によってもうこのジョーカーが観れないと思うと、
ただただ残念。
☆5。

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『僕の彼女はサイボーグ』は韓国人で撮った方が面白かっただろうに

予告観て面白そうだったから試写会に行ったのだけど、
盛り上がりどころが全然わからなかった。

映画が始まって早々、
演出と演技があざといのと、セリフ回しがひどいのと、テンポが悪いのと、、、
気になるところが多すぎて全然入り込めずだった。

綾瀬はるかがかわいらしい演技してるってのは良かったけど
中途半端なコメディっぽさで台無し。いっそのことコメディにしたら良かったのに。

つっこみどころとしては、

・子供時代の話に意味なし
・しかも大学生の子供時代が僕の子供時代より古そうってどういうことだよ
・金持ち化するのがいつのことなのかわからん
・結局未来が同じなら銃に撃たれた設定に意味なし
・災害の後なら銃に撃たれた体で生き抜けないだろう
・サイボーグ設定なのに最後本気出してない
・そもそもサイボーグなら声出さなくて本気出せるだろ
・しかも痛みないんだから無事な箇所はちゃんと動くだろ

無駄に制限いれた設定にしたせいで中途半端が多い。
途中の人助けよりも災害時に人助けしろよ。

優しいみたいな設定があったのに災害はそのままだし、
なんだこれ?って感じだった。

いっそのこと韓国映画なら細かいこと気にならないから楽しく見れたんだけどな。
今年観た映画の中では間違いなく最低。☆1。

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