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会社から早く帰ってまで読んだ『鹿男あをによし』

すぐ読んだ。

表紙見て『鴨川ホルモー』の人だって気づき、購入。

前回が京都で、今回が奈良。

やっぱり不思議な話を上手く作るなぁって思った。

前回の鴨川ホルモー同様に、「人間がいて、その周りには不思議なことがおきてるんだよ」って話。

でも、この人の話の上手さはそこだけでなく、話に恋愛を絡めてるとこ。

読み終わると「恋愛小説だなぁ」って思っちゃう。

モロに恋愛があるわけではないんだけど、

出てくる女の子のキャラが良い。

そのキャラの全体を最後まで隠してるのもまた良いんだと思う。


話は主人公が研究室から追い出されて女子高の先生になるところから。

いきなり変な生徒と仲が悪くなって、それをどうにかしようとまず悩む。

悩んでるうちに不思議な鹿が現れて悩みが増える。

こっから一気に話が広がって、わけもわかんないうちに大事な役目を頼まれることに。


この辺がポンポンと進むので一気に半分くらいまで読める。

で、前回の鴨川ホルモーとおんなじように半分くらいで「これ話終わるじゃん」って思える。

だからキリいいとこまで読もうと思って読んじゃう。

そうすると結局最後まで読みきってしまうと。

4章まであるんだけど、3章だけやけに長くて、他の3つがやけに短いのよね。

章のタイトルが暦の名前になってて、で、内容とリンクしてるのでそんな作りになってる。

それがまた最後まで一気に読んじゃう理由なんだと思う。

読んでいけば3章が一番の盛り上がりだってわかるんだけど、

それでも「長いぞ?なんでだ?4章ちょっとしかないのか?どうなるんだ?」ってなる。


前回もそうだったけど、この人の小説は読んでるとその土地に行きたくなる。

おとぎ話みたいだから実際に行ってみてどうなってるか見たくなるのよね。

小学生くらいでも読めそうでいい。

鹿男あをによし
鹿男あをによし
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5 1800年のロマン「ス」・・・!?
5 どこはかとなく、面白い!
5 関西には神話が似合う

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» 【鹿男あをによし 】 万城目学 著 [じゅずじの旦那]
1800年のロマン「ス」・・・!? 「鴨川ホルモー」で笑わせてもらってから、早1年。 ようやく手にすることができました [:拍手:] 神経衰弱と断じられ、大学の研究室を追われた28歳の「おれ」。失意の彼は、教授の勧めに従って2学期限定で奈良の女子高に赴任する。ほんの気休め、のはずだった。英気を養って研究室に戻る、はずだった。あいつが、渋みをきかせた中年男の声で話しかけてくるまでは……。 慣れない土地柄、生意気な女子高生、得体の知れない同僚、さらに鹿…そう、鹿がとんでもないことをしてく... [続きを読む]

受信: 2007年6月24日 (日) 10時23分

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