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『変身』の小説読んで、映画版も観てみた。

変身
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東野 圭吾
講談社 (1994/06)
売り上げランキング: 31,299
おすすめ度の平均: 3.72
5 悲しかった・・・
5 脳の神秘性と不気味さ
4 最後の一行がとても泣けます。
変身
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アミューズソフトエンタテインメント (2006/05/26)

ちょっと前に『変身』の小説を読んだわけです。

宿命を読んで脳の話つながりの変身を読んでみたいと思ったけです。

いくつか東野圭吾の本を読むようになって、

いつの間にか最後の1行近辺を読むのが楽しみになってしまってるのが自分でわかります。

どの作品も人間のいやらしい部分とか汚い部分が実に細かく描かれてていい。

今回の作品は主人公が変わっていく自分に四苦八苦する話。

単純に言えばそういうストーリー。

実に簡単。

だけど、映画版観て思ったことは、

「その簡単なストーリーにとても深みがあったんだな」ということ。

映画版は僕の中ではだいぶ駄作に仕上がってる感じがしました。

蒼井優だからちょっと期待してたのと、

原作者が感動したってコメントを見てしまったのもあるけど、

期待外れという感が強かったです。

いくつか気になる点が出てきちゃうんですよね。

山下はあそこで殺されたの?殺されたなら血はどうやって片付けたの?とか、

玉木宏が電気消そうとしただけで蒼井優があんなに驚くのはおかしくない?とか、

その間教授は何やってたの?とか。

何だかそういう細かい所に目がいってしまった。

演出が大味な感じがした。

小説のときに感じた「主人公に同情するけど拒絶したくなる」感がないんですよね。

淡々と事実が見えてる感じ。

あとそばかすが結構重要だと思ったのにあんまり描かれなかったし。

ということで☆2。


小説の方は、主人公のだんだんに変わっていく様子が

日記やメモ、検査に加えて第三者の視点からも描かれてるし、

本人の感情としても描かれてる。

それを読んでるととてもリアルな感じがして、

「このくらい気合でどうにかなるんじゃないの?」って気持ちと

「やっぱりこうなってしまうのかなぁ」っていう気持ちが混じって

読んでいて本当に複雑な気分になる。

主人公のイライラ感が伝わってくるんですよね。

「そのくらい我慢しろよ」って言いたくなるんだけど、

「本当にどうにもできないんだろうなぁ」って思ってしまう。

そういうモヤモヤ感がとても好きです。

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