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最後の一文が好きな『時生』

Product image for ASIN: 4062751666 東野圭吾にはまってきた今日この頃。

発売当時に一度読みたいと思ってた『時生』を読んでみた。

やっぱりサクッと読めるね。読みやすい。

序章を読んだ段階で「こっからどうやったら展開するんだ?」と思ったが、

まさか主人公が父親とは思わなかった。

というか、読んでると序章の父親のイメージが全くなくなる。

もう同一人物には思えない。

で、前半読みながらやっぱり「すぐ終わりそうな話だけど何でこんな厚いんだ?」と。

そしたら結局ミステリーっぽくなるのね。

「良くできてるなぁ」って思ってしまった。

無理やりというか、自然に自分の得意分野に持っていく感じ。

そこだけ考えたら不自然な感じがするのに読んでるとしっくりくる。

背景が描かれてるからありそうな話だと思ってしまうんだよね。

感心する。

後半になると一気に話が進むね。

途中あんなに引っ張ったミステリー要素をすっぱりと解決させて、

最後の最後で時生の生の話をもってくる。

「あぁ、そうだよ。この話は時生の話だったんだよなぁ」って。

そして非現実的なことも綺麗にまとめる。

最後の1文がとてもいい。

彼の新たな旅は始まらない-

この言葉も「そうだな」と納得してしまう。

さて、何だか『秘密』も読みたくなってしまった。

映画で観たけど、「多分映画とは違う面白さがあるんだろうな」と期待してしまう。

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